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PP調整(初心者が詰まる所)

公開:2026-01-17 / 最終更新:2026-01-28

PP制限レースで詰まる原因はだいたい同じです。
「PPを合わせたら、走りが崩れた」「直線は速いのに曲がれない」「タイヤが先に終わる」。

レーシングカーエンジン
このページのゴール:
PPを“ただ合わせる”のではなく、崩れにくい順番で落とすためのメモです。
調整手段は3つだけに絞り、優先順位を固定します。

結論:使う手段は3つ

トップの導線と同じ内容です。ここだけ覚えればOKです。

  • 出力制御(ECU出力調整 / パワーリストリクター)
  • 重量調整(バラスト / 配分)
  • 「勝てる範囲で落とす」考え方
※マフラーやタービンなど“パーツを外す/付け替える”系は、車ごとの差が大きいので、このページでは原則扱いません(迷いが増えやすい)。

優先順位(崩れにくい順)

まず出力 足りなければ重量 勝てる範囲が前提
① 出力制御 まずここ。パーツの付け替えを増やさず、%でPPを合わせられます。
ECU出力調整とパワーリストリクターは出力カーブの変化が違うので、次章の使い分けを前提にします。
② 重量調整 変化は出るが、狙って直せる(配分で曲がり/安定を寄せられる)。
出力だけで足りない時の次手。
③ 勝てる範囲で落とす 「あと1だけ下げる」より、走りを壊さないことを優先する判断軸。
最後はここで“止めどころ”を決める。
注意:
PPは「数字」なので、合わせようと思えばどこまでも合わせられます。
でもレースで欲しいのは “同じPPで、速く走れる状態”です。

① 出力制御(ECU出力調整 / パワーリストリクター)

PPが少しだけオーバーしている時の“第一候補”。まずは%で合わせる(試行が速い)→足りなければ次手、の順で迷いを減らします。

前提(ゲーム内の仕様):
・「ECU出力調整」は フルコンピュータ(Fully Customisable Computer)を装着すると、セッティングシートに表示されます。
・「パワーリストリクター」もパーツを購入・装着すると、セッティングシートに表示されます。
※どちらも“%で出力を絞る”項目ですが、出力カーブの変化が同じではありません
レーシングダッシュボード

違い(GT7内の挙動:要点だけ)

ECU出力調整 回転域全体でパワー/トルクが同じ割合で下がりやすく、カーブ形状は概ね維持されます(=“弱くなるだけ”の方向)。
そのため、特性を大きく崩さずPPを合わせたい時に向きます。
パワーリストリクター ピークパワー(高回転側)を主に削る傾向があり、低回転のトルクは相対的に残りやすいと報告されています。
代わりに、ピーク回転が低くなりやすく、高回転の伸び・最高速が落ちやすい傾向があります。

使い分け(迷わない判断)

  • 高速コース/長い直線:まずECU出力調整で合わせる(高回転の伸びを残しやすい)。
  • 低速コーナー多め/立ち上がり重視:リストリクターがハマることがある(低回転トルクが残りやすい)。
  • 大きく下げる必要:片方を極端に絞るより、2つを薄く併用してカーブの“歪み”を抑えるのが無難。

手順(迷わない版)

  1. まずは片方だけ動かす(ECU 100→… / リストリクター 100→…)
  2. 設定後、PPが表示上すぐ変わらない場合は「計測」を実行(PS版は で再計測)
  3. 同じ条件で1周だけ確認:直線の伸び/立ち上がりの踏みやすさ/タイヤの減り方
例:低速コーナーが多いコース
→ リストリクターで合わせると、立ち上がりのトルク感が残る場合がある

例:高速+長い直線が多いコース
→ ECUで合わせると、高回転の伸びが残りやすい
※迷ったら、セッティング画面のパワー/トルクカーブ(グラフ)で「不自然に山が潰れていないか」を見て、自然な方を採用するのが安全です。
※上の違いは、コミュニティ検証(出力カーブ比較・加速テスト)の傾向を要約しています。

② 重量調整(バラスト / 配分)

出力制御だけでPPが収まらない時の“第二候補”。

バラスト重量配分

バラストの基本

  • バラスト量:PPを落とすための“量”
  • 配分:曲がり/安定を“寄せる”ためのレバー

迷わない配分の目安

進入で曲がらない(アンダー) 前を軽く/後ろに寄せる方向を試す(=前荷重を減らすイメージ)。
やりすぎると立ち上がりで巻きやすくなる。
立ち上がりで巻く(オーバー) 前に寄せて落ち着かせる方向を試す。
やりすぎると曲がりが鈍くなる。
高速で不安定 前寄せの方が落ち着きやすいことが多い(車種による)。
コツ:
バラストは“量”を増やすほど確実に遅くなります。
だからこそ、配分で「走りやすさ」を回収して、タイムの落ち幅を減らします。

③ 「勝てる範囲で落とす」考え方

ここが初心者が一番ハマる所です。「PPをぴったり合わせる」ことが目的になりがち。

判断の基準(シンプル版)

  • 同PPの相手に勝てるなら、今の状態が“正解”
  • 走りが壊れるなら、PPを合わせても意味が薄い
  • PPをあと少し下げたい時は、タイムが落ちにくい手段から選ぶ

「落としすぎ」サイン

直線は同等なのに、コーナーが遅い 出力を落としすぎて“曲げる余裕”が無いか、足が噛んでない可能性。
タイヤが先に終わる 滑らせてる。PPより“挙動”を先に直した方が速い。
踏めない/怖い 勝てる範囲から外れている。PPを合わせる前に安定を回収。
この判断ができるようになると、PP調整が一気に楽になります。

最後に確認する3点

PPを合わせたら、1周だけ次を確認して終わりにします(無限に触り始めない)。

  1. 進入:ブレーキ〜ターンインで曲がるか
  2. 脱出:アクセルを入れて踏めるか(巻かないか)
  3. タイヤ:滑らせていないか(スピンしそう/摩耗が偏る)
迷ったら:
PPより先に「症状」を直す方が、結果的に速いです。
症状別(困ったらここ)