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タイヤが持たない|減り方で原因が分かる。摩耗を抑える5手

公開:2026-02-14 / 最終更新:2026-02-14
GT7 タイヤ摩耗の切り分け(前後/内外/滑り方)

レース後半で急に曲がらなくなる、立ち上がりで踏めない、同じ車でもタイヤの持ちが人によって違う。
タイヤが持たない時は「タイヤが悪い」で片付けず、減り方を見ると手が決まります。
この記事は、摩耗を抑えるための5手と、1項目ずつのテスト手順をまとめます。

先に結論(3行):
①まず 前だけ/後ろだけ/内側だけ のどれが減っているかで分ける。
②最初は 滑らせない(操作)トー。次にキャンバー、必要ならLSDへ。
③やりすぎ注意:トーをいじりすぎると曲がりを消し、キャンバー盛りすぎは直線と摩耗を悪化させる。

まず見る:減り方のパターン(前後/内外/滑り方)

“どこが減るか”はヒントです。まずはレース後半の体感だけでなく、タイヤ表示の減り方を見ます。

減り方 よくある体感 まず疑う
フロントが先に減る 後半で曲がらない/進入が止まらない 操作(舵角過多)、フロントトー、ブレーキでの滑り
リアが先に減る 後半で踏めない/立ち上がりで流れる 操作(早踏み)、リアトー、加速LSD、パワーの当たり方
内側だけ減る 直線は平気だが、後半で急にタレる トー、キャンバー(盛りすぎ/偏り)、滑り癖
先に決める: どのコーナーで削っているか(高速?低速?立ち上がり?)を1つに絞ると、変更が当たりやすいです。

手順① まず“滑らせない”を固定する(操作の1手)

セットの前に、摩耗を増やす一番の原因は「滑り」です。
まず1つだけ、操作で摩耗を減らせるポイントを固定します。

  • 舵角を足し続けない:一定舵に近づける(足し舵で削るのを避ける)
  • 立ち上がりはステアを少し戻してから踏む:滑り始めを作らない

これで改善が大きいなら、セットは最小限で済みます。改善が小さいなら次へ。

手順② トーで摩耗を止める(効きが強いので最小限)

トーは摩耗に直結します。直進で“引きずる”状態を作るので、過剰だとタイヤが早く落ちます。
ただしトーは効きが強いので、最小限の変更で「止まるかどうか」を見ます。

注意: 摩耗だけを狙ってトーをゼロ寄りにしすぎると、今度は直進やブレーキで落ち着きが消えることがあります。
“減らす”ではなく、“必要最小に寄せる”がコツです。

手順③ キャンバーは“盛る”より“揃える”

キャンバーは「旋回中の粘り」に効きますが、盛りすぎると直線や摩耗に副作用が出ます。
摩耗対策としては、まず“盛る”よりも左右・前後の整合を優先します。

  • 内側だけ減る:キャンバー単体より、トーとの組み合わせで出ることが多い
  • 曲がらないから盛る:摩耗がさらに早くなる方向に行きやすい(先に別の手を試す)

手順④ 前が減る/後ろが減る:疑う場所を分ける

前後どちらが減るかで、疑うポイントを変えます。セットの変更幅を小さくしても当たりやすくなります。

フロントが先に減る時

  • 進入で止めきれていない(舵角が増える)→ ブレーキの使い方・減速側の安定を確認
  • 足し舵で曲げている → アンダー対策の基本に戻して“曲がる形”を先に作る

リアが先に減る時

  • 立ち上がりの早踏みで滑っている → まず踏み方、次にLSD
  • オーバーの補正で滑らせ続けている → まず“巻き”の原因を切り分ける

手順⑤ 立ち上がりで削る:内輪空転/LSDの見直し

立ち上がりでリアが減る場合、「両輪で滑る」だけでなく内輪だけ空転でも削れます。
先に空転かどうかを見分けてから、必要ならLSDを触るのが安全です。

  • 空転が濃い:加速LSDを“少しだけ”上げて、空転が減るか確認
  • 両輪で滑る:LSDで抑えるより、踏み方・姿勢(DF/減衰)を優先した方が戻りが早い

10分テスト手順(摩耗の見方)

  1. 同一コースで3周だけ走る(同じ周回数で比較するため)
  2. 1周目は慣れ、2〜3周目の摩耗量を比較対象にする
  3. 変更は1項目だけ(トー or キャンバー or LSDのどれか)
  4. 3周後に「前後どちらが減ったか」「内側だけ減っていないか」をメモ
  5. 改善したら同方向に少しだけ追う。悪化したら戻して別の手へ
見るポイント(3つだけ):
①前後どちらが先に落ちるか ②内側だけ減っていないか ③後半の操作が増えていないか

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